週刊モンメロ (ときどき臨時増刊)

湘南を中心に活動する珍獣系くされJ-Popユニット『MON x MELO』のブログです。音楽、飲食、雑貨系多め。

ソングライター

Monchikaです^ ^

1週間が経過してしまいましたが、 去る7日(土)、【MON x MELOのこっちがさきよ!!第1回】にお越し下さったたくさんのお客様、ありがとうございました!

今回のゲストは茅ヶ崎フォーク村現村長、ひでりんとレギュラー村民のチートンさんとのユニット【KY】のお二方。

空気の読めないお2人と、マジめんどくせぇ(モンメロはMMなので。笑)2人の厄介な夜会、いかがでしたか?笑

茅ヶ崎フォーク村といえば昨年10月、同店ぱぱっちにて開催された茅ヶ崎フォーク村の記念イベントに、私Monchika、ソロ出演させて頂いたのですが、

その時の村民の皆さんが少年少女の顔に戻ってイキイキと演奏したり交流したりする姿や、 歴代村長さんがお越しくださり、伝統あるフォーク村の活動のお話しを聴き、私はとても感動してしまいました。

私がまだ幼児だった頃から、この茅ヶ崎は音楽を楽しむ若者たちで盛り上がっていたのです。

その若者たちが時を超えて今でもこうして音楽でこの街を盛り上げ続けているなんて、茅ヶ崎ってすごい。って。

その時、現村長のひでりんが、大切な村民でみんなの慕う先輩、石田和義さんの行方がわからなくなってしまったことを私達に話されました。

思えば、私がボロボロな心を引きずって2014年に都内からこの茅ヶ崎のミュージックシーンに身を寄せるようになった始めの頃、暖かく接して下さったのがひでりんやティンカーベルのすずさん、そして石田さんでした。

あの頃にはもうお身体を悪くされていたようでしたが、いつも私やみんなに向けてくれる石田さんのほんわかした笑顔が忘れられず、ひでりんの話を聴きながら、彼の顔が瞼に浮かびました。

その日から、石田さんの行方がずっと気になり、心に引っかかっていました。

時を同じくして、MeLONが新しい曲ができた、と、歌詞のついていない状態のデモ音源を送ってきました。

歌詞によってはサラっとしたカフェミュージックにもなりそうな、メロディラインも暗すぎず明るすぎず、いかようにもなりそうな楽曲。

その曲に私は敢えて石田さんのこと、茅ヶ崎フォーク村のことを書こうと思いました。

悲しい歌ではなく、わずかな希望を携えた歌にしたかったから、この曲は丁度良かったのです。

SNSが発達している昨今、この歌をもしもYouTube等で聴いたら、石田さんが私達のもとに戻ってきてくれるかもしれない、 その一縷の望みに掛けて作った歌詞だったのです。

MeLONはこの曲にまさかこんな歌詞が付くとは思わなかったようでした。 これが2人以上で音楽を作っている化学反応ですよね。

残念ながら、 石田和義さんは昨年夏に天国に旅立たれたことがのちにわかりました。

『もう石田さんご本人には聴いて頂けなくなってしまったけど…』 私が7日のライブのMCでそう言うと

『や、聴いてるよ。』 ひでりんが客席カウンターからそう言ってくれました。

そうでした。 亡くなった方の話をすると、その人の魂はそこに一緒にいるんだ、と聞いたことがあります。

私達がこの歌を唄う時、 KYのお2人が石田さんの生前のナンバーを唄う時、これからも石田さんの魂がそばに来てくれる、それは間違いないと思えてなりません。

これからもずっと、茅ヶ崎のミュージックシーンを暖かく見守っていてください。